12月5日(火曜日)、野幌公民館5号で「青少年健全育成活動発表会」を開催しました。
「江別市青少年のための市民会議」は、家庭学校地域の各種団体や行政が連携し、青少年の健全育成を目指す市民団体として、昭和55年に発足、非行防止の活動等を行ってきました。
昨今、目に見える非行は減少傾向にあるといわれておりますが、時代の変化とともに児童生徒徒がネット上でのトラブルに巻きこまれる等新たな課題も生じつつあることから、当市民会議では青少年が意見主張の場を提供すること等を目標に、近年は活動行っています。
この発表会は当会の活動を広く知っていただくことを目的に開催しました。
まず、「青少年健全育成標語」の表彰式が行われました。
「青少年の健全育成標語」は、家族のふれあいや命の重さ、いじめや未成年の飲酒・喫煙の防止、有害サイトへ危険性、友だち・家族・社会などに関するメッセージを自由に標語の形式で伝えるものです。毎年市内の小学生から一般まで幅広い世代から募集し、今年度は、応募者485名、応募作品657作品の応募がありました。
表彰式には入賞者7名が参加し、米内山会長から入賞者全員に賞状と副賞、最優秀賞と優秀賞の受賞者には表彰楯が贈られ、最後に内海総務部会長から入賞者へ講評がありました。
今回入賞した作品は、入賞作品を記載したチラシを作成し、市内小中学校全校児童生徒に配布する予定です。
◆最優秀賞◆
小学生の部 江別第一小学校6年 南 樹里 さん
『「だいじょうぶ?」 あなたの一言で すくわれる人がいる』
中学生の部 大麻東中学校3年 西野 冬真 さん
「楽しいの? 付け込み 追い込み あなたの書き込み」
高校生の部 江別高等学校1年 伊豫部 桧希 さん
「そのボタン 安全ですか 危険かも 怪しいサイト 押さないで」
◆優秀賞◆
小学生の部 大麻西小学校 2年 山下 諒 さん
「おともだち けんかしないで あそぼうよ やさしいきもち だいじにしよう」
中学生の部 大麻東中学校 2年 相澤 芽依 さん
「ありがとうで 始めてみよう きっと増える 新たな友と 優しい笑顔」
高校生の部 江別高等学校 1年 松永 桃奈 さん
「ありがとう 思うだけでは 伝わらない 感謝の言葉 伝えてみよう」
◆佳作◆
小学生の部 江別第一小学校 6年 田中 心菜 さん
「あなたの 掛ける言葉で 救われる 明日を生きる 希望になる」
中学生の部 大麻東中学校 1年 山田 紬稀 さん
『いつもはいえない 感謝の言葉 今日は言うよ 「ありがとう」』
高校生の部 江別高等学校 1年 諏訪 結菜 さん
「ありがとう 伝えたいけど はずかしい でも伝えなきゃ 伝わらない」
次に、昨年度から実施している「からくりの道〜オン・ザ・デスク〜」について、事業を中心となって運営している北海道大麻高等学校パソコン部の皆さんから、パワーポイントを使ってのプレゼンテーションが行われました。
アジア国際こども映画祭 北海道南ブロック大会で最優秀賞を受賞した動画が披露されると会場からは歓声が上がり、「子どもたちのためになにかしようとする気持ち・行動力が素晴らしい」「動画の出来も非常に良かった。本選大会でも頑張ってほしい」と、称賛と激励の言葉が送られました。